苫小牧市内の小学生と家族を対象とした防災講座「家族でチャレンジ!防災シミュレーション」が11日、市民活動センターで開かれた。2組8人が参加し、段ボールベッドの組み立てや食料の分配を体験しながら、日頃の備えの大切さを学んだ。
市社会福祉協議会内の市ボランティアセンター(ボラセン)が主催。若い世代に防災意識を高めてもらおうと、初めて企画した。ボラセンの職員が講師を務め、防災ボランティアリーダーを務める市民ボランティアも協力した。
参加者は自宅での備えや防災に対する思いについて話し合った後、大人は段ボールベッドの組み立て、子どもは限られた食料を人数分に等分する演習を行った。このうち、子どもたちはチョコレート菓子6個やミカン5個を13人で等分する難問に挑戦。話し合いながら、菓子の空き箱をナイフ代わりにして同じ大きさに切り分ける工夫をして公平に分配した。
講座では、「入浴中に地震が起きてドアがふさがってしまった場合、裸で窓から脱出するか」「避難所に行く際、ペットを連れていくか」などの設問に瞬時に答える防災クイズや、新聞紙を使った簡易スリッパの製作も行った。
母親、弟と参加した朝倉華さん(苫小牧西小4年)は「防災のことを考えたことはあまりなかったので、きょうは勉強になった。停電に備えて電気の準備をしたい」と語った。
















