苫小牧ウトナイ小学校(丹野靖彦校長)は10日、公開研究会を校内で開いた。同校の教員が、児童に1人1台貸与されたタブレット端末の効果的な使用を研究した成果を、市内小中学校や特別支援学校の教員ら約40人に発表した。
同校は今年度、ICTの効果的な活用について研究する、市教育研究所の学力向上アクションプラン実践研究指定校。端末を授業で使用した際の長所と短所を研究している。
公開研究会では、大西孝道教諭(32)がタブレットのカメラ機能に関し、低学年の生活科の観察学習を例に挙げ、絵を書いたり、言葉で表現したりすることが苦手な児童も、撮影した写真を使い、見てほしいところを指で指したり、拡大したりして自身の思いを伝えることができたことを解説。「観察の記録として(データを)蓄積するだけでなく、考えを相手に伝えるための表現道具としても活用できる」と強調した。
一方で、操作に時間がかかり、本来の目的が達成できなかったり、機器に不具合が発生した場合、授業を軌道に戻すまでに時間を要したりする場合があることも説明した。
参加した教員らからは「小学生で習得するタブレットの操作力を踏まえると、中学校では一層の活用を考えていかなければ」といった声が聞かれた。
このほか、1学年1クラスずつと特別支援学級の授業公開、胆振教育局の指導主事による講話も行われた。
















