苫小牧市のサーフショップ「ブレイズ」所属の選手8人が18日に岩手県で開かれるFLAKECUP2021ジャパンツアーに出場する。来年2月に千葉県で開かれるチャンピオンシップ出場を懸けて、上位入賞を狙う。
FLAKECUP2021ジャパンツアーには北海道と東北から58人が出場。小学3年生以下のキッズクラスと小学4~6年のジュニアクラスの2部門を展開する。ハーフパイプ状の「ランプ」と呼ばれるセクションで45秒1トライの滑走を行い、トリック(技)の難度や完成度で競う。
キッズクラスにエントリーした佐藤晟(日新小1年)は3回目の出場。板と体をともに1回転させる「フロントサイド360」をメーク(成功)させて上位進出を目指す。練習では9割以上の成功率を誇る。「ノーミスで滑って1位になりたい」と語った。
ジュニアクラスに出場する八木紫堂(澄川小5年)は2年ぶりの挑戦となる。滑走の最後には体と板を横に1回転半させる「バックサイド540」のメークに挑む。「上位に入ってチャンピオンシップに出場したい」と意気込む。
大会に初めて挑戦するのは、キッズクラスに出場する野中利津(札幌旭ヶ丘保育園)と中嶋いちか(千歳信濃小2年)の2人。野中は板に付いた金具をランプの縁に引っ掛ける「ブラント」を中心に織り交ぜ、12種類のトリックを盛り込む予定。初出場ながら「1位を取る」と息巻く。中嶋もブラント系のトリックを成功させて45秒を滑り切る意気込み。「フルメークさせたい」と抱負を語った。
ブレイズの西村千秋代表は「失敗を恐れずに普段やっていることを試す場にしてもらえれば」とエールを送った。
出場選手は次の通り。
▽キッズクラス 野中利津(札幌旭ヶ丘保育園)、中嶋いちか(千歳信濃小2年)、佐藤晟(日新小1年)、山口零生(ウトナイ小3年)、田中蒼空(旭川永山小3年)
▽ジュニアクラス 八木紫堂(澄川小5年)、梅澤颯(拓勇小5年)、杉沢岳(札幌鴻城小4年)

















