JR北海道は17日、2022年3月12日からのダイヤ改正を発表した。新車(H100形電気式気動車30両)投入や北海道新幹線、特急の時刻変更、新駅開業効果などを最大限活用し、需要の変化に柔軟に対応できる輸送体系を目指す。併せて無人駅の廃止や減便・減車で経費節減の徹底を図る。
札幌圏は学園都市線に新駅「ロイズタウン駅」が開業する。上下線合わせ84本のうち約9割に当たる75本が停車する。当面1日400~500人の利用だが、企業の施設拡張で増加が見込まれるという。新駅の開設は、今回廃駅となる函館線・流山温泉駅の02年4月以来20年ぶり。
一方、利用の少ない無人駅7駅(函館線5、花咲線1、宗谷線1)を廃止する。1日の利用は3人以下で、JR北海道は「地元の利用などを勘案し選択した。地元自治体の合意を得ている」と説明。今後の廃駅見通しは明言を避けながら、「実態を把握しており、地元と話し合う」との考えを示した。
車両編成は、通学利用がほとんどない土曜・休日を見直す。室蘭線5本と日高線8本など5線22本で現行2両(1両定員100人)を1両に減らし、函館線1本を運休する。JR北海道は「室蘭線では最多利用が苫小牧午前6時9分発岩見沢行きで平日180人に対し土休日は12人。日高線では鵡川午前7時11分発苫小牧行きで平日191人が土休日は1人」と説明している。
ダイヤ改正に伴う経費節減効果は年間約1億3000万円。内訳は減便・減車で動力費7000万円、駅の廃止で約1000万円、このほか人件費や清掃費の削減を見込んだ。
















