第43回苫小牧民報杯争奪秋季ミニバスケットボール大会兼第47回北海道ミニバスケットボール大会代表選考会は19日、白老町総合体育館で男女の決勝リーグが行われ、男子は北星、女子は明野が優勝した。男女の各上位2チームは来年1月に千歳市などで開かれる全道大会の出場権を手にした。
大会は11月下旬に開幕。男子13、女子11チームが出場し栄冠を競った。苫小牧地区バスケットボール協会主催。苫小牧民報社後援。
【男子】
19日
▽決勝リーグ
北 星55―50拓 勇
拓 勇52―36沼 ノ 端
北 星41-34沼 ノ 端
▽順位 (1)北星(2勝)(2)拓勇(1勝1敗)(3)沼ノ端(2敗)
18日
▽決勝リーグ進出決定戦 沼ノ端43―38静内・浦河、拓勇65―27日新
▽2次予選1回戦 静内・浦河65―44澄川、日新57―35美園
【女子】
19日
▽決勝リーグ
明 野72―49沼 ノ 端
拓 勇60―55沼 ノ 端
明 野53―31拓 勇
▽順位 (1)明野(2勝)(2)拓勇(1勝1敗)(3)沼ノ端(2敗)
18日
▽決勝リーグ進出決定戦 拓勇41―34澄川
▽2次予選1回戦 澄川37―35萩野・日新
―北星、チーム支えた〝ダブルキャプテン〟
北星が拓勇との優勝決定戦で終盤に逆転勝ち。ガード小山内(豊川小6年)とフォワード天野(北光小6年)の「ダブルキャプテン」の2人を中心に、後半の粘りが光った。
北星は第2クオーター終了時に6点差の劣勢だったが、後半は粘り強い守備から攻勢を強めた。第4クオーターで逆転、勢いそのままに逃げ切った。得点源として活躍した天野主将は身長164センチの高さを生かしてゴール下を支配した。「積極的に攻めることができた」と自信をのぞかせた。
主将の2人が二人三脚でチームを引っ張った。小山内は「2人で支え合って戦うことができた」と振り返った。美馬ヘッドコーチは「全道大会は楽しんでプレーして一つずつ勝っていきたい」と語った。
―明野、高い攻撃力で他を圧倒
決勝リーグは2戦とも20点差以上の圧勝で優勝を決めた明野。高い攻撃力で他を圧倒した。佐藤ヘッドコーチは「メンバー全員がゴールに向かってアタックできた」と奮闘をたたええた。
中でもフォワードの山口(明野小6年)と井元(同)が攻撃の要となった。山口はスピードを生かして得点を量産。「速さでDFを抜くことができた」と笑み。チーム内最高身長の井元はゴール下での1対1で強さを見せた。「ドリブルで相手をかわしてシュートを決められた」と振り返った。
全道大会では優勝を目指す。フォワード藤田主将(同)は「最高のメンバーと一緒に苫小牧の代表として優勝したい」と意気込みを語った。




















