苫小牧工業高校土木科の3年生5人が20日、まちなか再生に向けた事業提案を岩倉博文市長に行った。JR苫小牧駅自由通路の階段にスロープの設置を求め、市長から「君たちの思いを具現化したい」と前向きな回答を引き出した。
自分の学びたいテーマを選び、1年間通じて行う同校の「課題研究」授業の一環。5人は市の「都市再生コンセプトプラン」を新聞で知り、市の協力を受けながら、まちづくり活動に励む人たちとの対話や高校生アンケート、現地調査などを経て提案内容を練った。
市役所11階の議場で行われた発表では動画や画像を駆使し、高校生の目線で感じた課題の改善策を紹介。駅の北口と南口を自転車で往来する難しさが、にぎわいの障害になっていると分析した。急な階段でも、動く歩道のような「オートスロープ」が設置できれば自転車を運ぶ負担がさらに軽減できるとも指摘した。
また、イベント用ポスターは、校内の廊下ではなく教室内に張ることを提案し、「ポスターを見て会話が盛り上がる」と説明した。谷山海斗さん(17)は「市が前向きに考えると言ってくれたので、役に立ててうれしい」と笑顔を見せた。
















