ガントリークレーン4号機が初荷役 点検、故障時も3基体制維持 苫小牧港・東港

ガントリークレーン4号機が初荷役 点検、故障時も3基体制維持 苫小牧港・東港
初荷役を行うガントリークレーン4号機=苫小牧港・東港国際コンテナターミナル

 苫小牧港・東港国際コンテナターミナルで21日、ガントリークレーン4号機の初荷役が行われた。これまでの3基体制に比べ、点検や故障などで稼働台数が減少しても作業の遅れが発生しにくくなる。

 4号機は同日午後1時ごろから稼働を開始。20日に横浜港から入港した井本商運(神戸市)の「ながら」(7432トン)に積載されたコンテナ132個を荷揚げし、同ターミナルから250個を積み込んだ。同船は作業終了後、八戸港へ向け出港した。

 苫小牧港管理組合は「1基の点検、修理時でも3基体制を維持でき、効率的な荷役につながる」と期待を込める。ガントリークレーンを管理する苫小牧国際コンテナターミナルの上遠野護社長は「コンテナの取扱量は前年より若干落ちているが、安全な作業を心掛けたい」と運用に万全を期す考えを示した。

 4基目のガントリークレーンは10月下旬に同ターミナルに着岸し、組立工事や試運転が進められていた。製造者はJFEエンジニアリングで、今月16日に引き渡しを行った。総事業費は約10億円。地上から水平方向の柱までの高さが37・8メートル、コンテナを5段積む貨物船に対応している。

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