医療従事者らが運営、大成児童センターで新たな子ども食堂

医療従事者らが運営、大成児童センターで新たな子ども食堂
親子連れらでにぎわいを見せる未来キッチンの子ども食堂=18日、大成児童センター

 苫小牧市内の医療従事者らでつくる「未来キッチン~苫小牧」が、市大成児童センターで新たな子ども食堂をスタートさせた。王子総合病院の産婦人科の野村英司医師(58)が世話人代表を務めるグループで、調理には趣旨に賛同する飲食店も協力するなどし地域住民の関心を集めている。

 野村医師が共に働く助産師や看護師などに声掛けし、今秋発足。本格的な活動開始を前に必要な食材や資材の量、調理手順などを確認するため10月、同センターの協力で試行的に子ども食堂を行った。

 2回目の18日は、同センター主催のクリスマスイベントと合わせて開催し、小学生ら約50人が集まった。調理にはメンバー6人のほか、趣旨に賛同した和伊和伊炭焼酒場こぶちゃん(錦町)の中川泰博オーナー(60)も参加した。チキンライスやハンバーグ、フライドポテト、ガトーショコラなどが提供されると子どもたちは大喜び。未就学児を連れた母親も多く訪れ、もりもりと食べるわが子の姿に目を細めていた。

 3歳の息子と足を運んだ元町の吉田沙耶花さん(35)は「子ども食堂は初めてだけど、とても楽しい」と笑顔。3歳から小学3年生までの4人を連れて訪れた同町の小澤衣里さん(31)は「子どもたちにおなか一杯食べさせてもらい、とてもありがたい」と話した。

 来年2月にも、同センターで子ども食堂を開催予定。運営ノウハウを蓄積後、公共施設などでも開いていきたい考えで、野村医師は「子どもたちがおいしいものを食べられる場所を目指したい」と意気込む。

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