パンプアップ塾 2年ぶり大舞台で好成績―アームレスリング

パンプアップ塾 2年ぶり大舞台で好成績―アームレスリング
パンプアップ塾の(右から)長野、塚本、清川(提供)

 苫小牧市内のアームレスリングチーム「パンプアップ塾」のメンバー3人が、11月に小樽市で開かれた第5回金丸農園杯アームレスリングガッチリ選手権大会剛腕グランプリin北海道2021で好成績を残した。星山一範塾長は「新型コロナの影響で2年ぶりの大会で生き生きとした試合ぶりを見せてくれた」と健闘をたたえた。

 塚本大吾(38)は男子無差別級で利き手の左で優勝、右で準優勝。左の決勝では一瞬で勝負を決める圧巻の試合ぶりを披露。「実力を示すことができた」と手応えを語った。

 右では全日本王者と対戦。パワーで押され、惜しくも敗れた。それでも「差はどんどん縮まってきている」とライバルとの再戦を見据える。「パワー不足だったので力を付けて次こそは勝ちたい」とリベンジを誓った。

 女子無差別級では清川絵菜(26)が左で準優勝、右で4位だった。9月から始めた初心者ながら健闘した。

 「練習に行くたびにレベルアップできるのが楽しい」と練習を重ねて臨んだ大会で結果を残した。「握りで負けているので正しい握り方を習得して次こそ優勝を狙う」と意気込んでいた。

 長野奈緒美(39)は女子無差別級の左右で3位入賞を果たした。左では新人の清川に悔しい敗戦を喫したが、「負けて火が付いた」とリベンジに燃える。

 昨年2月に両腕を痛めて治療に専念。新型コロナの影響もあって練習から離れていたが、今回の大会が新たな目標に向かって気持ちを入れ直す機会となった。「今後の全日本大会での1勝を目指して練習に打ち込みたい」と語った。

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