羽生連覇、五輪代表決まる 女子 坂本3年ぶり優勝 フィギュア

羽生連覇、五輪代表決まる 女子 坂本3年ぶり優勝 フィギュア
北京五輪代表に決まり、記者会見でポーズを取る(左から)男子の鍵山優真、宇野昌磨、羽生結弦、女子の坂本花織、樋口新葉、河辺愛菜、アイスダンスの小松原美里、小松原尊=26日、さいたま市中央区

 フィギュアスケートの全日本選手権最終日は26日、北京五輪代表最終選考会を兼ねて、さいたまスーパーアリーナで男子フリーが行われ、五輪連覇の羽生結弦(ANA)が合計322・36点で2年連続6度目の優勝を果たし、3大会連続の五輪代表入りを決めた。フリーで211・05点を出し、ショートプログラム(SP)に続いて1位となった。

 羽生はフリーの冒頭、史上初の成功を目指してクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に挑んだが、回転不足になった。

 宇野昌磨(トヨタ自動車)が合計295・82点で2位、鍵山優真(オリエンタルバイオ)が292・41点で3位。宇野は2大会連続、鍵山は初の五輪。

 25日は女子フリーが行われ、坂本花織(シスメックス)が合計234・06点で3年ぶり2度目の優勝を果たした。フリーは154・83点をマークし、ショートプログラム(SP)に続いて1位となった。

 樋口新葉(明大)が合計221・78点で2位、河辺愛菜(木下アカデミー)が同209・65点で3位に入った。三原舞依(シスメックス)が4位、宮原知子(木下グループ)が5位。

 アイスダンスは小松原美里、小松原尊組(倉敷ク)が合計178・17点で4連覇。フリーは110・01点で2位だったが、リズムダンス(RD)首位から逃げ切った。RD2位の村元哉中、高橋大輔組(関大ク)はフリー1位も、合計176・31点で2位だった。

 女子の五輪代表には、坂本花織に加えて、樋口新葉、河辺愛菜が選ばれた。アイスダンスは小松原美里、小松原尊組が代表入り。ペアは全日本欠場の三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が代表に決まっていた。

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