刑法犯認知件数768件 11月末時点 すでに昨年上回る 苫小牧署 窃盗犯最多 自転車盗は倍増

刑法犯認知件数768件 11月末時点 すでに昨年上回る 苫小牧署 窃盗犯最多 自転車盗は倍増

 苫小牧署が認知した2021年の管内(東胆振1市4町)刑法犯の件数は11月末までの速報値で768件(前年同期比59件増)となり、昨年1年間の751件を上回った。内訳を見ると、窃盗犯が最多の510件(同60件増)で、自転車盗は倍増した。

 自転車盗は前年同期比60件増の115件で、窃盗犯全体の23%を占めた。高校生が登下校に使う自転車が狙われるケースが目立った。スーパーなどでの万引きは、124件(同2件減)とほぼ横ばいだった。

 このほか、暴行や傷害といった粗暴犯は113件(同46件増)、詐欺や横領などの知能犯は26件(同2件増)、強盗などの凶悪犯は6件(前年同期も同数)など。殺人事件はなかったが、「未遂」が1件あった。

 道警が重点犯罪に位置付ける強制わいせつなど「子ども・女性被害犯罪」、特殊詐欺、侵入強盗・窃盗、自転車盗、車上狙い・部品狙いの総件数は290件(同79件増)。

 内訳を見ると、子ども・女性被害犯罪は横ばいの16件、特殊詐欺は3件(同6件減)で被害額は計275万円(同997万円減)だった。

 このほか、空き巣や忍び込みなど侵入強盗・窃盗72件(同1件増)、車内の現金や貴重品が被害に遭う車上狙い72件(同23件増)、タイヤや自転車のサドルなどが狙われる部品狙いは12件(同1件増)となっている。

 自転車盗の急増について、生活安全課の若狭秀次課長は「ツーロック(二重施錠)で自転車置き場のラックなどに固定することで、盗まれにくくなる」と強調。市民に防犯登録や防犯対策の強化を促す。

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