苫小牧市住吉町のコミュニティーサロン「ハマ遊の友」はこのほど、同サロンで市民参加型の朗読会を開いた。文学愛好家ら9人が村上春樹さんの「羊男のクリスマス」を手分けして読み、作品について考察した。
参加者はそれぞれ登場人物の「羊男」「ねじけ」「海がらす」などに成り切り、感情を込めて朗読。考察では、ボランティアの講師が「不条理なことに意味や原因を求めても意味がない」という村上の「冷めた現実認識」が表れていることなどを指摘した。
朗読は初体験という市内音羽町の高橋和江さん(82)は「緊張して練習した通りには読めなかったが、もう一度やってみたいという気持ちになった」と話していた。
同サロンは地域住民が気軽に参加、交流できる場を―と、近現代文学を取り上げた読書会を定期的に開いている。
















