苫小牧工業高校の機械工作研究部の4人が8、9日の2日間、広島市の広島工業高校で開催される「ジャパンマイコンカーラリー2022全国大会」に出場する。マイコンを搭載して自走する電動カーの速さを競う大会。北海道地区大会で好成績を収め、全国への切符を手にした部員たちは本番に向けた最終調整に余念がない。
マイコンカーは、プログラミングと電池モーターで走る全長50~60センチ程度の模型自動車。個人戦は「アドバンス」「ベーシック」「カメラ」の3クラスから成る。
「アドバンス」と「ベーシック」はマイコンカー先端に取り付けたセンサーで、「カメラ」は車載カメラでそれぞれコース上の白線を読み取って、自走する。大会はS字カーブや直角、坂などで構成される50・84メートルのコースで、2台が並走しタイムを競う。
昨年12月4、5の両日、同校で開催された地区大会には道内10校から66人が出場。同校からは12人が参加し、アドバンスで梅澤侑希さん(17)が3位、柴田海翔(かいと)さん(17)が6位、ベーシックで深澤博斗さん(17)、カメラで成田桂さん(18)がそれぞれ優勝し、全国大会進出を決めた。
地区大会に出場した66台のマイコンカーのうち、完走できたのは半分以下の26台。梅澤さんは「ホイールベースを小さくし、小回りしやすいようにした」、柴田さんは「直線コースで安定するよう、前輪よりも後輪の幅を広くした」と語る。
全国大会での詳細なコースレイアウトは当日まで明らかにならないが「完走できれば上位に入れると思うので、走り切って入賞したい」と成田さん。深澤さんも「苦手な坂の下りを安定走行できるようにしたい」と話す。
顧問の石橋真治教諭(47)は「(マイコンカーが)自分の分身だと思って、頑張ってほしい」とエールを送る。
同大会は全国工業高等学校長協会の主催。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止となった。今年度の全国大会にはアドバンスに74台、ベーシックに48台、カメラに20台が出場予定。
















