2022年に入り苫小牧署管内(東胆振1市4町)で物損事故が増加傾向にあり、昨年12月30日から今年1月4日までの6日間で319件に上った。路面が凍結した3、4の両日は過去4年間(2018~21年)の平均件数10件の約13倍に当たる137件(3日)、138件(4日)と異例の多さ。同署は「路面に合わせた運転を」と注意を呼び掛けている。
同署によると、いずれも速報値で内訳は1日13件(前年同日比10件増)、2日10件(同4件増)、3日137件(同126件増)、4日138件(同128件増)。過去4年間の12~1月で最多だった85件(18年12月7日)を大幅に上回り、凍結路面によるスリップ事故が主な要因とみている。
室蘭地方気象台によると、年末から続く厳しい冷え込みの中、日中に解けた路面の氷が日没から未明にかけて再び冷えて凍り、アイスバーン状態になったとみられる。週末も日中の気温は0度近くまで上昇するも、朝晩の最低気温が氷点下10度近くまで下がることから、路面はさらに悪化する可能性もあるという。
同署は、特に市内各所の跨(こ)線橋を走行する際のスピードの減速や車間距離の確保をドライバーに促している。制御不能になる前に、ブレーキペダルをしっかり踏むことで作動するABS(アンチロックブレーキシステム)を利かせることが、滑って前方車両へ追突するなどの危険を回避するポイントの一つだという。
同署交通第1課の葛西直人課長は「夏場と同じ感覚での運転は危険」と指摘し、事故原因となりやすい「急ブレーキ」「急加速」「急ハンドル」を避けるようび掛けている。
















