苫小牧市の成人式が行われた9日、表町のグランドホテルニュー王子には着付けやヘアセットをするための特設会場がお目見えし、色鮮やかな振り袖を身にまとう新成人の笑顔が広がった。
10年以上前から毎年、同ホテルで着付けをしている同町の野村呉服店(野村信一社長)は、約130人の新成人を担当した。新型コロナウイルス対策としてスタッフは事前に抗原検査を受け、密を防ぐためレイアウトも工夫。受付は着付け会場の外に設けた。
野村社長は「今年は2部制なので着付けも分散できてスムーズ。無事にこの日を迎えられてほっとしている。新成人の皆さんの笑顔を見られるのがうれしい」と語った。
ホテル内のブライダルハウスBiBiも、晴れの日をお祝いしようと着付けとヘアメークを実施した。メーク部屋は個室にし、1人終了するごとに消毒。着付けの場所は間隔を広く取るなど感染対策を徹底していた。
3年ほど前に祖父に買ってもらったという鶴の柄の振り袖を着た沼ノ端の事務員、大場愛さん(19)は「やっと着れた。成人式が開催されて良かった」と話した。
















