苫小牧市美術博物館の企画展「NITTAN ART FILE4」が15日、開幕した。胆振、日高ゆかりの作家4人が、地域に着想を得て仕上げた作品80点以上を展示している。3月13日まで。
2015年から隔年で開いているシリーズ展の4回目で、テーマは「土地の記憶」。平取町の版画家こだまみわこさん、苫小牧市の美術家是恒さくらさん、札幌市の写真家佐藤祐治さん、同市の構造家山脇克彦さんが出展している。
作家ごとの展示スペースには刺しゅう、写真、版画作品、建築物の構造模型など、独自の感性で地域を表現した作品がずらり。同館が所蔵するクジラの骨の一部と共に掲げられた是恒さんの刺しゅう作品「鯨寄る浜」シリーズなど、スケールの大きな作品が目立つ。
屋外の同館入り口横には、山脇さんが風と波をテーマに手掛けた高さ1メートル、幅5メートル、奥行き1メートルほどの木製オブジェ「風織~KAZE ORI~」も展示されている。
初日は、出品作家4人による「アーティストトーク」も開催。札幌市の会社員男性(47)は「抽象的なものから物語性を感じられる連作まで、さまざまな作品を楽しめた」と話していた。
2月20日には、学芸員によるスライドショーを用いた展示解説を予定。中庭展示スペースでは、「中庭展示vol.17澁谷俊彦」も展示中だ。
観覧料は一般300円、高校・大学生200円、小中学生以下無料。月曜休館。
















