記者コラム 風 もう一度

記者コラム 風 もう一度

 新年早々、競馬界で衝撃的なニュースが相次いだ。どちらもディープインパクト産駒で、2018年に日本ダービーを制したワグネリアン(牡7歳)、21年の英オークスを史上最大着差となる16馬身差Vで世界に衝撃を与えたスノーフォール(牝4歳)の死だ。

 父をほうふつさせる美しい走りを見せたスノーフォールは「日本競馬の血」が世界でも通用することを証明してくれた。ワグネリアンは主戦の福永祐一騎手に悲願のダービー初制覇をもたらし、「真の一流」へ導いた。そんな2頭の「これから」を楽しみにしていた競馬ファンや関係者に「競馬の神様」は天国へ連れて行くという残酷な仕打ちを与えた。

 走る姿をもう一度見たかった、引退後はどんな怪物産駒を出したのだろうと落胆する私に突如明るいニュースも。史上初の芝G1・9冠馬アーモンドアイの「初子誕生」だ。走るたびに輝きを増した母のように、引退の日までけが無く元気に走り切ってほしい。

(皓)

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