DX取り組み「4割」 道内企業 課題は人材不足 北洋銀

DX取り組み「4割」 道内企業 課題は人材不足 北洋銀

 北洋銀行は、道内企業のデジタル・トランスフォーメーション(DX)調査結果を発表した。約4割の企業がDXに取り組んでいると回答。DXを進めていくための課題では「推進できる人材がいない」が最多となった。

 DXは、最新のデジタル技術を駆使した、デジタル化時代に対応するための企業の変革を目指す取り組み。43%の企業が「行っている、または行う予定にある」と回答し、「行っていない」企業は57%だった。業種別で「行っている」のは、非製造業が47%で、製造業(32%)を上回った。

 デジタル技術の普及が自社に与える影響(複数回答)では、「変化に対応できない自社従業員の発生」が51%で最多。以下、「既存企業間での競争の激化」(37%)、「自社の優位性や競争力の低下」(29%)、「新たな代替製品・サービスの台頭」(25%)の順。

 実際に行っている取り組み(複数回答)では、「業務の効率化による生産性の向上・コストの削減」(90%)が最も多い。これに「企業文化や組織マインド、働き方などの改革」(52%)、「既存製品・サービスの高付加価値化」(29%)が続いた。

 DXを進めるに当たっての課題や、行っていない理由(複数回答)では、「DXを推進できる人材がいない」と51%の企業が回答し、最も多かった。

 企業からは「日本全体としての遅れがあるとはいえ、DXの性急な推進が目立つ。ただでさえ対応のできない企業がある中、弱者切り捨てになりかねない懸念がある」(製粉業)、「現状のスタッフでは、従来の業務に加えて新たにDXに取り組めるノウハウや時間もなく、DX人材の新規採用や外部委託に頼ると思われる。行政には人材確保の助成金などのサポートを要望する」(製材業)などの声が上がっている。

 調査は昨年11月中旬~12月上旬に、道内企業699社を対象に実施。380社から回答を得た(回答率54・4%)。

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