ワクチン接種券発送開始 あすから予約受け付け 市、前倒しへ対応柔軟に

ワクチン接種券発送開始 あすから予約受け付け 市、前倒しへ対応柔軟に
一般市民向けの接種券発送がスタート

 苫小牧市は19日、65歳以上の一般市民に新型コロナウイルスワクチンの3回目接種券の発送を始めた。今回は昨年6月までに2回目を終えた約2万人が対象で、21日から個別接種(52医療機関)と集団接種(グランドホテルニュー王子)の予約を受け付ける。国の接種前倒しの方針を受け、できる限りの対応を続ける。

 接種券が届いた市民から予約できる。2回目接種後に転入した市民は、市に申請が必要。受け付けが殺到しないよう1日当たり1500~2000人に分けて送り、2月4日までに届く予定。医療機関一覧、予約方法などを書いたチラシを同封している。

 市はもともと、2回目終了後おおむね8カ月から接種できるよう、接種後7カ月で接種券を発送する日程を組んでいた。今回発送分は2月の接種が基本だが、接種券が届けば予約・接種できるため、医療従事者への接種が始まっている医療機関などで事実上前倒しで受けられる可能性もあるという。今後は2月下旬をめどに、昨年7月に2回目を終えた市民に接種券を送るなど、できる限り前倒し接種につなげる。

 3月以降は国が各自治体にさらなる前倒しを求めている。18日の定例記者会見で岩倉博文市長は「一日も早く、一人でも多く接種できるよう進める」との基本姿勢を示す一方、「体制をつくっても供給がないと、その通りにいかない」と国に具体的なワクチン配分量を示すよう要求。桜田智恵美健康こども部長は「短いスパンで変更が出てくる。臨機応変、柔軟に医師会と協議し、市内の状況を見ながら判断する」と述べた。

 3回目接種は2回目終了から一定の期間が経過した18歳以上が対象。国は当初、2回目接種後おおむね8カ月以上としていたが、その後、前倒しする方針を表明。65歳以上は2月が同7カ月、3月以降は同6カ月などと接種間隔を短縮した。

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