2期ぶりに改善 昨年10~12月道内企業の業況 売り上げDI10ポイント上昇 北洋銀行

2期ぶりに改善 昨年10~12月道内企業の業況
売り上げDI10ポイント上昇 北洋銀行

 北洋銀行は、2021年10~12月期の道内企業の経営動向調査結果を発表した。全産業の売り上げDI(増加した企業の割合から減少した企業の割合を引いた数値)は前期(7~9月期)に比べ10ポイント上昇してマイナス2。利益DIも1ポイント上昇のマイナス15となり、共に2期ぶりに改善した。

 売り上げDIの業種別では8業種中、食料品、鉄鋼・金属製品・機械、卸売業、小売業、運輸業、ホテル・旅館業の6業種で改善。特にホテル・旅館業は77ポイントの大幅な改善となり、プラス水準の6に。旅客が持ち直した運輸業も31ポイント上昇してマイナス4。卸売業は16ポイント改善して9となり、プラスに転じた。

 一方、木材・木製品と建設業の2業種は悪化。公共工事が持ち直したものの、民間工事の業況が後退した建設業は5ポイント下降してマイナス24に。木材・木製品も20ポイント悪化してマイナス5となり、プラス水準からマイナスに転じた。

 利益DIの業種別では、鉄鋼・金属製品・機械、建設業、運輸業、ホテル・旅館業の4業種で改善。木材・木製品、卸売業、小売業の3業種で悪化。食料品は横ばいだった。

 全産業の今年1~3月期の見通しでは、売り上げDIは2ポイント上昇して0、利益DIは横ばいのマイナス15の予想。原油価格や原材料価格の上昇で企業収益は圧迫されており、先行きに不透明感が漂っている。

 調査は昨年11月中旬~12月上旬に、道内企業699社を対象に実施。380社から回答を得た。回答率54・4%。

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