冬の支笏湖畔を彩る「千歳・支笏湖氷濤まつり」(実行委員会主催)が29日、開幕する。今年は「氷の野外美術館」をコンセプトに、透明度の高い湖水で作った大小さまざまな氷像30基を設置。夕方からライトアップする。新型コロナウイルス感染拡大防止へ、密を招きやすい「ドーム型」や滑り台などは制作せず、休憩所や売店の開設、ステージ発表も見合わせる。
実行委事務局の千歳観光連盟(千歳市流通)によると、氷像は昨年11月に骨組みを設置後、12月下旬からスタッフ13人が24時間態勢で、氷像に霧状の湖水シャワーを掛けて氷を「太らせる」(担当者)作業を続けている。22日までに約8割が完成したという。
作業員らが風向きや気温、氷の付き具合を見ながらシャワーの高さ、位置を調節。氷像に厚みを加えている。十分に大きくなったら危険なつららなどをハンマーなどで除去し、開幕を持つ。
会場には全体を一望できる展望台や氷の滝などが並ぶ予定でこのほど、入り口付近に高さ13メートルの「ブルータワー」5基がお目見えした。担当者は「氷像の造形美を鑑賞できる氷の美術館をぜひ楽しんでほしい」と呼び掛ける。
まつりは2月23日までで各日午前10時~午後8時。入場料は高校生以上500円、中学生以下は無料。ライトアップは午後4時半から同8時まで。
感染症対策として、入場者全員の検温を実施。混雑状況によっては入場制限を行う。子ども向けのアトラクションやイベントステージなどは見合わせ、恒例の夜の花火も中止する。
















