死亡57人 前年比9人増 1~12月 労災発生状況公表 道労働局

死亡57人 前年比9人増 1~12月 労災発生状況公表 道労働局

 厚労省北海道労働局がまとめた2021年(1~12月)の労働災害発生状況によると、死亡労働災害による被災者は57人で、過去最少の前年に比べ18・7%(9人)増加した。乗用草刈り機の動力機械災害が4件と多発したほか、12月に小売業で転倒、墜落・転落事故、雪道の交通事故が各2件と続いた。道労働局は3月まで『北海道冬季ゼロ災運動』を展開しており、「冬季特有の除雪機の巻き込みや落雪事故、スリップ事故など労災リスクを低減する対策を講じてほしい」と呼び掛けている。

 死亡労災を主な業種別に見ると、建設業が20人で全体の35・1%を占め、小売業が8人で14%、陸上貨物運送業が7人で12・3%だった。

 事故のケース別では「墜落、転落」が13人(23・2%)、「挟まれ、巻き込まれ」と「交通事故(道路)」がそれぞれ8人(14・3%)、「激突され」が6人(10・7%)などとなっている。

 休業4日以上の死傷者数は7383人で、前年比16%の増加。業種別では、保健・衛生業が1393人(18・9%)と最も多く、製造業が1135人(15・4%)、商業が1094人(14・8%)、建設業が898人(12・2%)、陸上貨物運送事業が775人(10・5%)など。

 事故の主な類型別では「転倒」が1948人(26・4%)、「墜落、転落」が1084人(14・7%)、「動作の反動、無理な動作」が887人(12%)、「挟まれ、巻き込まれ」が681人(9・2%)、「切れ、こすれ」が335人(4・8%)だった。

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