卓球の全日本選手権が24日、東京体育館で開幕してジュニアの男女シングルス1回戦などが行われ、女子では平野美宇(日本生命)の妹、亜子(山梨・甲府西高)らが勝ち上がった。
一般の男女シングルスは26日にスタート。女子で東京五輪銅メダルの伊藤美誠(スターツ)、前回優勝の石川佳純(全農)、男子の張本智和(木下グループ)ら有力選手は27日の4回戦から登場する。新型コロナウイルスの影響で昨年実施されなかったダブルスが今大会は行われる。
▽…東京五輪代表の平野美宇の妹、亜子がジュニア女子シングルスで2回戦に進んだ。昨年は1回戦で敗退したが、この日は第1ゲームを16―14で奪うとそのままストレート勝ち。「昨年足りなかったところを強化して、それを発揮することができた」と喜んだ。
五輪団体で銀メダルを獲得した姉のプレーを見て、「自分も頑張ろうと思った」と奮起のきっかけにした。全日本で待望の勝利を手にし、「自信になった」と手応えを口にした。
高校2年生以下のジュニア男子シングルス1回戦に登場した駒大苫小牧の荒井正明(2年)は3―1で鹿俣葵(福島東稜)に快勝した。
▽ジュニア男子シングルス1回戦
荒井正明(駒大苫小牧)3―1鹿俣葵(福島東稜)

















