苫小牧市による企業向けの障害者雇用支援セミナーが28日、市福祉ふれあいセンター体育館で開かれた。障害がある人の就労を後押しするのが目的で、障害者雇用に関する各種支援策のほか、多様な人材を活用することの意義について伝えられた。
講師は北海道障害者職業センター(札幌)の一井仁志主任障害者職業カウンセラー。鉄鋼業や畜産業を手掛ける苫小牧市内の企業のほか、市の担当課、相談支援センターとまるん(糸井)などから約20人が参加した。
一井さんは、国が企業に求める障害者の法定雇用率が昨年3月に2・3%に引き上げられ、道内の達成企業は同6月1日時点の調査で50・1%だったことを説明。公共職業安定所などの紹介で障害者を試行的に雇用した企業に対する助成金制度や、当事者と企業双方に助言を行う職場適応援助者(ジョブコーチ)など、障害者雇用に関する支援策を解説した。
また、さまざまな工夫や多角的な視点から障害者雇用を進めてきた国内の企業の事例を紹介。障害の有無に限らず、多様な人材が活躍できる職場環境づくりが会社経営の強みにつながった好例を挙げ、参加者の職場でも前向きに検討するよう呼び掛けた。
















