北海道エアポート(HAP)がまとめた新千歳空港の航空概況によると、2021年の国内線旅客数は前年比11.44%減の823万4159人だった。新型コロナウイルス流行の影響で、2年連続で1000万人を下回り、新千歳空港としての過去最少を更新。国際線の年間旅客数は初めてゼロになった。
2年連続でコロナの影響が直撃し、国内線はコロナ流行前の19年と比べると、60・28%(約1249万人)減。20年は年初にコロナの影響がほぼなかったのに対し、21年はコロナ禍の影響を受け続けた分、通年で減少を余儀なくされた。
旅客需要が回復基調になるたびに、感染が再拡大し、国の緊急事態宣言発令に伴って減退。道に宣言が出ていた「第4波」の昨年5月16日~6月20日、「第5波」の同8月27日~9月30日に合わせ、旅客数の落ち込みが目立った。
HAPは「コロナの影響を最初から最後まで受けた1年」と総括する一方で、11月以降の月別旅客数は100万人を超え、12月は前年同月比2・2倍と「年末にかけて需要の回復が感じられた」としている。
ただ、年明けは新たな変異株「オミクロン株」が猛威を振るい、1月27日からまん延防止等重点措置が全道に適用された。同社は「マイナス要因もあり、今後の見通しは立てづらい」としている。
国内線の主な内訳は、羽田線が前年比6・6%減の393万9495人、伊丹線が同8・4%減の57万2874人、関西線が同7・2%減の48万7143人、福岡線が同4・9%減の31万864人など。
国際線旅客は20年4月以降、昨年12月まで21カ月連続でゼロ。



















