苫小牧総合経済高校マーケティング部は1日、食品加工、製造を手掛けるエフジーエース(苫小牧市光洋町)の看板商品、味付けジンギスカンのパッケージデザインの最終プレゼンテーションを同校で行った。同社の鈴木吾社長(40)らが立ち会い、「なまらうまい 苫小牧じんぎすかん」という文字と羊のかわいらしいイラストが目を引くデザインに決定した。
パッケージデザイン制作は、鈴木社長が市内のまちづくり会社クリエイティブラボを通じて、同部に依頼。生徒たちは昨年3月に同社でヒアリング後、計5回プレゼンテーションを行った。
6回目のこの日は、前回鈴木社長が指摘した「どのパッケージが消費者の目を引くのか調査してほしい」という要望を踏まえ、調査結果を反映させて臨んだ。
生徒たちは昨年7月から同校の生徒や保護者ら10~80代の約400人に八つのデザイン案を提示し、最も印象に残った案などを聞き取った。その上で、自分たちが重視する「強いインパクト」「中身の透けたデザイン」などを考慮して仕上げた作品を披露した。
鈴木社長は「これ以上何も手を加えなくてもよい、素晴らしいデザイン」と採用を即決。アドバイザーを務めるマーケティングサポート会社トラバースアジア(同市有珠の沢町)の玉村嘉崇社長(38)も「高校生とは思えないハイクオリティー。販売された時の市民の反応が楽しみ」と絶賛した。
副部長の2年平賀葵さん(17)は「(採用されると言われて)泣きそうになった。かわいいデザインになったので家族層にアピールできれば」と語った。
採用されたパッケージは、同社が販売する3種類のジンギスカン(オリジナル、旨辛味、山わさび風味)すべてに採用予定。鈴木社長は「今後は業者と打ち合わせ作業に入る。3月には販売できるように進めていく」としている。
















