苫小牧市は2日、2022年度当初予算案の概要を公表し、一般会計総額は前年度比9億円増の798億円に達することが分かった。6月に市長選があり、改選期の編成は継続事業が主の骨格予算とするのが基本だが、前年度を上回るフル予算規模となった。特別会計、企業会計を含めた全会計でも前年度を11億円上回る1354億円を見込んでいる。
一方、公共事業費は同21億円減の127億円で、2年連続で前年割れとなる。内訳は、建築分野で19億円減の68億円、土木分野で2億円減の59億円。
建築分野は小中学校の耐震化工事のめどがつき、予算規模が小さくなった。盛り込んだのは、苫小牧泉野小の外部改修工事、光洋中学校の旧体育館解体やグラウンド整備などの継続事業のほか、日新町団地の市営住宅や公共施設の熱源改修工事への着手。市住建て替え工事も継続する。東開町で12月開設予定の東開文化交流サロンの整備事業や、道の駅ウトナイ湖(植苗)の改修工事も予定している。
土木分野では、既存インフラの維持管理や老朽化対策が中心ながら、道路の防護柵設置など交通安全対策にも一定の予算が割かれる見込み。21年度からの継続で緑ケ丘公園庭球場の改修工事も進められる見通し。
各会計予算案の詳細は、岩倉博文市長が9日の記者会見で説明する。
















