【北京時事】北京五輪のノルディックスキー複合で金メダル有力候補のヤールマグヌス・リーベル(24)=ノルウェー=が新型コロナウイルス陽性と判定されたことが3日、分かった。ロイター通信が報じた。中国入国後の検査で判明し、隔離措置が取られている。
リーベルはワールドカップ(W杯)を2018~19年シーズンから総合3連覇中で、今季も複数の欠場がありながら総合2位につけている。前回の平昌五輪では団体ラージヒルで銀メダルを獲得した。
今大会は出国前や現地入り後に検査で陽性となる選手が相次いでおり、ジャンプ女子では金メダル候補だったマリタ・クラマー(オーストリア)が欠場を余儀なくされた。
規定では、陽性と判定されてもその後の検査で2度陰性となれば隔離を解除され、競技に参加できる。複合は9日に最初の種目となる個人ノーマルヒルが行われる。

















