フィギュア スケート 日本、団体初メダルなるか

フィギュア スケート 日本、団体初メダルなるか
フィギュアスケートの会場で練習する宇野昌磨=3日、北京(時事)

 フィギュアスケートは4日から団体が始まった。初日は男子とペアのショートプログラム(SP)、アイスダンスのリズムダンスを実施。男子SPは宇野昌磨(トヨタ自動車)が起用され、ペアは三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)、アイスダンスは小松原美里、小松原尊組(倉敷ク)が滑る。初のメダルに手が届くか。

 団体は昨季の世界選手権などの国際大会の成績による得点争いで、上位10チームが出場権を獲得。各種目の順位を1位10点、2位9点と1点刻みでポイント化する。6日の女子SPが終わった時点で上位5チームがフリーに進み、同日に男子、7日にペアとアイスダンス、女子が行われる。

 日本は初実施の2014年ソチ大会、18年平昌大会ともに5位。これまではカップル種目で強豪国との差が大きかったが、今季は特にペアの三浦、木原組がグランプリ・シリーズで2戦とも表彰台に立つなど成長。三浦は「五輪にピークを合わせてきた。自信を持って臨める」と力強い。

 戦力的にはロシア・オリンピック委員会(ROC)、米国がリードし、3位を日本とカナダや中国が争う構図となりそう。先陣を切るのは男子SPの宇野。平昌五輪では団体SPで1位となり、銀メダルを獲得した個人種目へ勢いをつけた。前回以上の重圧を感じつつも「失敗を恐れた演技をしたくない。最善を尽くしたい」と気合が入っている。

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