苫小牧港管理組合議会は3日、苫小牧市入船町のハーバーFビルで2022年第1回定例会を開き、総額84億3885万円(21年度当初予算比19・5%減)の22年度予算案を可決した。同組合は、22年度に液化天然ガス(LNG)を燃料とする船舶に燃料供給の実証実験を行う方針を示した。
同組合によると、LNGの燃料供給はLNGバンカリングと呼ばれ、従来の燃料に比べ温室効果ガスの削減が見込まれる。苫小牧港は燃料補給拠点を目指す方針で、実証実験は今夏、同港に国内他港からタグボートを入港させ、タンクローリーで燃料を送ることを計画。課題の整理が目的で、事業費は4000万円。
一般会計予算は、21年度当初予算比12・8%減の53億2343万円。国の事業で東港周文埠頭(ふとう)に新岸壁の設置が新年度予算に計上された場合などに対応するため、東港建設費7億6400万円(前年度比4億3590万円増)を計上。西港建設費は国直轄事業や社会資本整備事業が減少したため14億6585万円(同11億4654万円減)となった。
特別会計は同28・8%減の31億1542万円。港湾建設費で起債事業が減少し、西港整備事業費5億7552万円(同5億9220万円減)、東港整備事業費11億4040万円(同6億2062万円減)。この他、報告1件、議案2件を可決して閉会した。















