オンライン人気投票「干支コレクション」 寅の化粧まわし10位に

オンライン人気投票「干支コレクション」 寅の化粧まわし10位に
苫小牧市美術博物館が出品した化粧まわし(提供)

 今年の干支(えと)の寅(とら)にちなんだ収蔵品のインターネット人気投票企画「干支コレクションアワード」で、苫小牧市美術博物館が出品した大相撲の化粧まわしは568票を獲得し、全93点中10位と健闘した。広報担当学芸員の沖津かんなさん(34)は「投票や応援コメントをくださった皆さん、ありがとうございます」と感謝している。

 出品したのは、大正末期から昭和初期にかけて用いられたとみられる若湊関の化粧まわし(縦420センチ、横64センチ)。現在の苫小牧市栄町の国道沿いにあった精米所「村井商店」の店主、村井常次郎氏(1965年死去)が所有しており、2010年に長男兼蔵氏の妻ミサヲ氏が同館に寄贈した。

 アワードは美術館などの情報発信サイト「インターネットミュージアム」が15年から毎年開催し、各館の収蔵品に対し、閲覧者は1日1回好きな作品に投票できる。化粧まわしには「可愛い虎に1票!」「ストレッチしてる虎は珍しい」「化粧まわしなのに全然強そうでない虎がいい(笑)」と多くの応援メッセージが寄せられた。

 投票期間最終日の1月27日に結果が発表され、沖津さんは「収蔵品や館の活動を知るきっかけになったらうれしい。来年以降も収蔵品を紹介していけたら」と話していた。

 21年の干支コレクションには佐藤国男さんの版画「春と修羅 牛」を出品し、7位だった。今年の1位はわかやま歴史館(和歌山市)の「伏虎像」で3432票を集めた。

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