北京五輪の新型コロナ対策 徹底的に抑え込む 外部と完全に隔離

記者が滞在するホテルは緑色のフェンスで囲まれている

 【北京・石井翔太】記者が2日に北京入りして1週間がたった。北京冬季五輪は新型コロナウイルスを徹底的に抑え込むため、外部と完全に隔離された「クローズドループ」と呼ばれる環境に関係者を閉じ込め、開かれている。

 報道陣は北京首都空港での入国と同時に、いわゆる「バブル」の中に入る。宿泊先のホテルは特設のフェンスで囲われ、バスなどの車両が出入りする扉は警察官が開閉を行う。移動できるのは試合会場とメインメディアセンターのみ。動線は完全にコントロールされている。

 選手だけでなく報道関係者も毎日の検査が義務付けられている。各ホテルの入り口付近に検査担当者が常駐するブースが設けられ、記者も毎朝立ち寄って検査を受ける。「N95」など米国の衛生当局が認定した高性能マスクの着用も必要。記者は欧州の規格に適合した「FFP2」認証のマスクを日本から持参した。

 対策を徹底して競技が行われているが、選手の検査結果をめぐってトラブルも起きている。7日のアイスホッケー女子カナダ―ROC(ロシア)の試合では、ロシア側の検査結果を待つために試合開始が1時間遅れた。結局、結果が出ないまま試合は始まり、選手はマスクを着けてプレーした。

 アイスホッケー女子は他に目立った混乱はなく、8日に予選1次リーグが終了。日本はグループBを首位で通過し、12日に強豪のフィンランドと対戦する。安定的に競技が進むことを願いたい。

関連記事

最新記事

ランキング

一覧を見る

紙面ビューワー

紙面ビューワー画面

レッドイーグルス

一覧を見る