五十嵐充教育長が述べた教育行政執行方針の要旨は次の通り。
【一人一人のニーズに応じた確かな学力を育む教育活動の充実】
9年間の一貫した指導や専科指導をより推進するため、義務教育学校の設置を検討する。特別支援教育の充実では、個別の支援計画を活用した福祉機関との連携を進めるとともに、特別支援学校「苫小牧支援学校」との合同研修会を実施するなど連携を強化する。
【豊かな人間性と健康な体の育成】
新型コロナウイルス感染症対策を継続するとともに、偏見や差別のない環境づくりに努める。食物アレルギーを有する子どもたちが、学校給食を楽しめるように、対応食の拡大を図る。不登校の未然防止の観点から、不登校対策モデル校の校内体制を構築し、効果的な支援・対応のあり方について引き続き調査・研究する。
【学校・家庭・地域社会が連携した信頼される学校づくりの推進】【家庭・地域で子どもを育てる環境づくりの推進】
コミュニティ・スクールを導入している勇払中学校区および開成中学校区において、家庭・地域住民が学校経営に参画する中で、協働して子どもたちを育てていく環境を充実させていく。全市的なコミュニティ・スクールの導入を見据え、導入地区の活動実績などの他校への情報発信に努める。地元の高校生らに教員の魅力を伝えるため、市内小中学校でのインターンシップ受け入れを促進する。樽前小学校の改築のほか、沼ノ端中学校や泉野小学校の改修を進め、老朽化対策による学校施設の安全確保を図る。ウトナイ小学校の狭あい化や植苗、勇払地区における各学校の在り方についてなど、市内小中学校の現状と課題を保護者、地域と共有しながら対応を検討し、望ましい教育環境の整備を推進する。学校図書館の利用促進や蔵書の充実を図るとともに、民間委託も視野に中学校への学校司書の配置拡大を引き続き検討する。
【郷土の良さを生かした潤いのある生涯学習の推進】
小学1年生に本を贈る「セカンドブック事業」に新たに取り組み、市民のライフステージに応じた学習環境を充実させる。美術博物館で、特別展はトヨタ自動車北海道30周年記念事業として、「芸術の都ウィーンとデザインの潮流」と「横須賀美術館所蔵 谷内六郎展」を開催する。
















