苫小牧市は2022年度、北洋大学(錦西町)の学生を対象に市内企業での長期インターンシップを支援する事業に乗り出す。卒業生の市外流出防止を狙った有給インターンで、新年度予算案に1100万円を計上。市政策推進課の担当者は「市内に定住し、働く若者が増えるきっかけになれば」と期待している。
地元企業への理解や関心を促し、就職時期を迎えた若者の転出を防ぐ産官学連携の試み。学生の希望に沿って、市が受け入れ可能な市内企業とマッチングする有償のインターンシップ事業だ。
インターンシップは、主に3~4年生の35人程度で、研修期間は最大300時間(60日×5時間)を想定。長期休暇や授業前後の空き時間などを使った数カ月間で、マッチングした企業と相談しながら日程など詰めていく。
期間中は、勤務内容に応じて学生に賃金を支払う。受け入れ企業には、市が学生の賃金(1人当たり上限30万円)と事務手数料の相当額を補助金として支給する。
昨年の秋頃から市と同大で話し合いを重ねてきた新規事業。同大では選択科目の一つにインターンシップ(無給)があり、新年度からはインターンシップ科目を選択した生徒が、同事業を活用できるようにする方針だ。
同大の担当者は「地元の企業を知るチャンス。優秀な人材の定着につながってくれれば」と話す。
















