アプリで居場所確認 成田市内のホテルで缶詰状態 北京五輪帰国後、7日間の隔離

アプリで居場所確認 成田市内のホテルで缶詰状態 北京五輪帰国後、7日間の隔離
隔離者の居場所を確認するアプリの画面

 【成田市・石井翔太】北京冬季五輪の取材を終え、17日に中国から帰国した記者は千葉県成田市のホテルで新型コロナウイルス水際対策の隔離期間を過ごしている。ホテルからの外出はできず、缶詰状態の日々が続く。

 成田空港での入国審査やPCR検査を終えると、そのまま専用のハイヤーでホテルに直行。帰国者を含む入国者には7日間、自宅などでの隔離が義務付けられている。

 期間中、厚生労働省入国者健康確認センターによる居所確認や健康報告はスマートフォンアプリ「MySOS」を使って行われる。スマートフォンを持っていない人はレンタルする必要がある。

 「今から発信するビデオ通話はあなたの居所確認をするために録画し、位置情報を取得いたします」

 毎日、スマートフォンにアプリからの通知が届く。数秒後に着信があり、ビデオ通話が開始され、自分の顔と背景を録画される。オペレーターの姿は画面に表示されず、通話は30秒後、自動的に切断される。

 1日に数回、スマホの位置情報を使った現在地確認も。隔離場所から移動していないかを徹底的に把握できる仕組みだ。

 一方で、ホテル内の感染対策が徹底されているのか疑問に感じる場面もある。食事は部屋に届けられるが飲み物まではもらえないため、ホテル内のコンビニで自ら購入する必要がある。部屋を出てロビーまで足を運ぶと、一般客や海外の航空会社スタッフとすれ違うこともある。

 外部の人間との接触を避けるため、コンビニでの長居は避けているがホテル内で検査を受けることはなく、もし自分が陽性者だったら―との懸念はある。

 記者は25日、帰苫予定。隔離期間は残りわずかだが、気を抜かず初の海外出張を終えたい。

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