ホテル朝食と弁当で チェプオハウ風おにぎり 静内農高生が発案 コンテストで大賞受賞 新ひだか

ホテル朝食と弁当で チェプオハウ風おにぎり 静内農高生が発案 コンテストで大賞受賞  新ひだか
ホテル朝食と弁当をそれぞれ紹介する佐藤さん(右)と福原さん

 「全道おにぎりアイデアコンテスト2020」で大賞を受賞した静内農業高校(佐藤裕二校長、生徒128人)の「チェプオハウ(サケの汁物)風おにぎり」が22日から、新ひだか町静内本町のホテルローレル(高田観光、高田卓朗代表)とコラボし、宿泊客の朝食で提供されている。また、町民向けの弁当が28日の一日限定で販売される。

 同校食品科学科3年の佐藤涼さんと福原健太さんの2人が発案。アニメに出てきたおにぎりをヒントにアイヌの食文化を研究し、イナキビ入りの米と鮭とばやキノコなどの具を炊き込み、おにぎりにして完成させた。

 大賞を受賞して期間限定販売されたが、コロナ禍もあり地元ではあまり知られていなかったため、高田観光が「高校最後の思い出と、在校生にとっても町内に発表の場があるという希望が今後のモチベーションにつながれば」と販売に協力した。

 朝食は3月8日まで、宿泊客向けに宿泊料プラス100円で提供。町民向け弁当は同高卒業式前日の2月28日、ホテル1階ロビーで1個650円(限定100個)で販売される。時間は午前11時から午後2時(無くなり次第終了)。

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