駒大苫小牧高校美術部3年の齊藤瑠夏(るな)さん(18)は、今月開催された第13回道展U21(北海道美術協会主催)に「天気雨の日の水たまりとアスファルト」をテーマにした油彩画を出品し、スポンサー賞(苫小牧民報社賞)に輝いた。昨年秋には、別の油彩画が有島武郎青少年公募絵画展で、ニセコ町長賞を獲得。相次ぐ受賞に「かなり驚き」と、目を丸くしていた。
幼少期からよく絵を描いていたという齊藤さんは美術部に入りたい―と同校に入学。全道高等学校美術展・研究大会に出品した油彩画は、3年連続で全道優秀作品に選ばれている。
道展U21に出した作品のタイトルは「青碧(あお)を待つ」。天気雨が上がるのを待つ様子を表現した力作だ。昨夏、出先からの帰り道、自ら撮影した写真を元に昨年11月下旬から約2カ月間かけて完成させたという。
プルシャンブルーとサファイアブルーの2種類の青色をメインに使用し、水たまりの波紋を再現。アスファルトは凹凸感が出るよう筆以外にペインティングナイフも駆使し、深みを出すため色を何度も塗り直した。
道展U21は15~21歳を対象にした公募展。スポンサー賞は大賞、準大賞に次ぐ賞で、今年は26点が選出された。齊藤さんはホームページを見て結果を知ったといい、「うれしいというよりも目を疑った」と振り返る。
後志管内ニセコ町など主催の有島武郎青少年公募絵画展では、「隠した心にこれ以上触れないで」というイメージで机の上に散らばるガラスの破片などを描いた「触れないで、」がニセコ町長賞に。4月から札幌市内のイラストの専門学校に進学予定の齊藤さんは「将来はイラストレーターになるのが夢」と目を輝かせた。
















