「まん延防止」解除 来週判断 道コロナ対策本部 3回目接種14・3% 道内、全国下回る

「まん延防止」解除 来週判断
道コロナ対策本部 3回目接種14・3% 道内、全国下回る

 道は25日、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、最近の道内の感染状況を分析した。記者会見した鈴木直道知事は、21日から延長された「まん延防止等重点措置」(3月6日まで)の解除要請について「今後の感染状況、医療の負荷を慎重にモニタリングして、来週の週末ではない時期に判断したい」との姿勢を示した。

 24日時点の全道の感染状況は▽病床使用率39・6%▽重症病床使用率4・5%▽10万人当たり新規感染者数320・6人(直近1週間)▽10万人当たり療養者数515・2人(同)―。重症病床使用率を除き3指標は道の警戒レベル「2」の基準を依然、大幅に上回っている。ただ、前週と比べると、病床使用率は横ばいだが、他の3指標は減少傾向にある。

 知事は新規感染者数については「2月10日(4097人)をピークに減少に転じた可能性がある」としたほか、療養者数も「2月12日以降、緩やかに減少している」と指摘。ただ、病床使用率は高止まりし、医療機関などでのクラスター(感染者集団)も相次いでいることから「今後の医療の負荷を慎重に見極めていく必要がある」との認識を示した。「新規感染者数を一層減少させ、医療の負荷を抑えていくことが重要」と強調し、道民には重点措置の期限の3月6日まで「飲食など感染リスクが高まる場面や、高齢者施設など感染が広がっている場所において、基本的な感染防止行動の徹底を」と呼び掛けた。

 ワクチンの3回目接種は23日現在で全国は16・5%なのに対し、北海道は14・3%と下回っている。知事は「札幌市をはじめ大雪の影響で、接種の進捗(しんちょく)に遅れも出ている」と説明。「追加接種の加速化に向け、道の集団接種会場(ホテルエミシア札幌)の活用を含め、市町村を支援していく」と述べた。

 また、21日に関係法令が改正され、5~11歳のワクチン接種も可能となり、道内でも順次始まる。知事は「自治体は接種勧奨するものの、接種対象者に努力義務はないという分かりにくい取り扱いとなっている」と指摘。国に対して「引き続き接種の明確な方針を示すことや、分かりやすい情報発信を求めていく」とし、道としても「市町村と共に、接種対象者や保護者へより丁寧な対応をしていく」との姿勢を示した。

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