大雪に伴う除雪作業の影響で運休が続いていたJRは25日から26日にかけ、千歳線南千歳―苫小牧間や室蘭線苫小牧―追分間などの運転が順次、再開した。苫小牧駅の利用客には安堵(あんど)が広がったが、いら立ちや不満の声も目立った。
JR北海道によると、南千歳―苫小牧間は25日正午ごろ、苫小牧―追分間は26日の始発から運転を再開した。
25日、JRを使えず、バスで苫小牧を訪れていた安平町遠浅の主婦冨谷幸子さん(77)は、再開の見込みに「ようやく」とほっとした表情を見せた。
白老町の苫小牧工業高校2年、阿部灯弥(ともや)さん(17)は「4日間学校に通えず、プリントを受け取れないなど影響もあった」と話した。厚真町から苫小牧市内の高校に通う男子生徒(16)は「バスの待ち時間がとにかく長い。電車が動いていればもう家に着いている頃だ」とため息をついた。
札幌市内から苫小牧まで通勤する公務員男性(62)は、千歳方面から早朝発の代行バスで苫小牧入り。苫小牧駅の改札口近くで電車を待ちながら「連日電車が動かないとは何事か」と憤り、代行バス対応の遅れには「不備そのもの」と苦言を呈した。
26日も函館線長万部―蘭越間などで運転を見合わせ31本が運休。同社によると、気温上昇が予想されるため多雪に伴う雪崩などでダイヤの乱れが生じる可能性があるという。
25日は苫小牧―追分間の運行を終日見合わせるなどし167本が運休し、約2万人に影響した。
















