アイスホッケー・アジアリーグのレッドイーグルス北海道は27日、白鳥王子アイスアリーナ(苫小牧市若草町)で、ジャパンカップ後期リーグの今季ホーム最終戦に臨む。95年の歴史を誇る実業団「王子イーグルス」から昨年4月にクラブチーム化して以来、地道に取り組んできた「市民に応援してもらえるチームづくり」やファンサービスなどが功を奏し、応援ムードが高まっている。
26日は、市立中央図書館のカウンターの職員らがレッドイーグルスの赤と黒を基調としたホーム戦のユニホームを着用し、館内業務に当たっている。地域活性化を目指したチームとの連携事業の一環で、図書館側からの提案で実現した。富田歩美館長は「異色コラボが実現した。27日も着用し、勝利を祈りたい」と力を込めた。
来館者は職員のユニフォーム姿に少し驚いた様子で、市内澄川町の70代男性は「成績を残しているチームが地域と密着するのはよいこと」と話した。レッドイーグルス北海道の田中強チーフマネジャーは「市民との接点が増え、ファンが図書館を利用するきっかけにもなれば」と期待を寄せた。
苫小牧出身の相木隼斗選手は今月、SNS(インターネット交流サイト)のツイッターで、ハッシュタグ「#アイスホッケー」と「#レッドイーグルス北海道」を付けたツイートを呼び掛けるキャンペーンを独自に展開した。
ファンに恩返しを―と抽選で8人に26、27日いずれかのサイン入りホームゲームチケットや三星(糸井)の菓子詰め合わせ、直筆の手紙などをプレゼントする内容。これがイーグルスのサポートパートナーである同社の目に留まり、全店で3月6日までホッケーのパックに見立てたチョコレート菓子「ホワイトパック」5枚セットを550円(通常675円)の特別価格で販売する応援キャンペーンも実現した。
相木選手は「急きょ企画したので協力の申し入れがあった時は驚いた」と感謝。「これからも苫小牧を盛り上げるためにできることをしていきたい」と意気込む。
各店に掲示しているポップのデザインを担当した同社企画広報課の中畑友里さんは「チームカラーの赤を目立たせた」と笑顔。管理部の竹嶋俊吾課長は「苫小牧を盛り上げる同志として協力させてもらった」と話す。
田中チーフマネジャーは「苫小牧市民に『レッドイーグルスがあってよかった』と思ってもらえるよう、今後もいろんなことに取り組んでいく」と強調。「最終戦も勝利を鷲(わし)づかみできるようチーム一丸となって戦う。チケットはまだ余裕があり、当日券も販売する」とアピールしている。
昨年12月4日に開幕した後期リーグのホーム最終戦は27日午後3時から、東北フリーブレイズと対戦。これまで5勝1敗で、残り2試合。



















