胆振総合振興局がまとめた2021年度上期(4~9月)の胆振管内観光入り込み客数は前年度同期比0・3%減の511万100人で、2年連続の減少となった。新型コロナウイルス禍前の19年度同期(1027万800人)と比べると半減しており、統計方式が変わった10年度以降で最少となった。
同振興局によると、東胆振1市4町は前年度同期比0・5%減の234万6800人。苫小牧市だけが増加し、6万9200人増の78万6900人だった。20年12月の道央自動車道苫小牧中央インターチェンジ(IC)の開通で市外からのアクセスが向上し、ゴルフ場など屋外レジャー施設の利用が増えたことなどが影響した。白老町は5万6500人減の94万6100人。安平町は1万1400人減の49万5200人。厚真町は2200人減の6万6800人。むかわ町は1万1200人減の5万1800人。
胆振管内全体の内訳を見ると、道外客が6万4600人増の116万5700人、道内客が8万人減の394万4400人。日帰り客は2400人減の456万2300人、宿泊客は1万3000人減の54万7800人。道の旅行割引制度「新しい旅のスタイル」により観光地に客足が戻りつつあったが、まん延防止等重点措置や緊急事態宣言の対象地域になると、入り込み客数の減少が見られたという。
訪日外国人宿泊者数(延べ数)は1561人泊。前年度同期比で49・1%増えたものの、19年度比では99・6%減と壊滅的だった。新千歳空港の国際線休止と、国の水際対策で出入国制限が続いていることが影響している。
下期(10月~22年3月)の見通しについて、同振興局は「オミクロン株の感染拡大で上期同様に伸び悩むのでは」としている。
















