苫小牧市議会企業会計予算委 市立病院 紹介受診重点医療機関に

苫小牧市議会企業会計予算委
市立病院 紹介受診重点医療機関に

 苫小牧市議会の企業会計予算審査特別委員会(冨岡隆委員長)は4日、2022年度市立病院、公設地方卸売市場の2事業会計予算案を審査した。国が22年度から指定する「紹介受診重点医療機関」について、市立病院の佐々木薫事務部長は「当院の役割を考えると、目指す必要がある」との認識を示した。

 金沢俊氏(新緑)に答えた。同医療機関は、患者がかかりつけ医を受診した上、必要があれば紹介で同医療機関を受診し、回復したら逆紹介で地域に戻る仕組み。一方で、紹介状がない患者が受診した場合、医療保険の自己負担分に加え、一定の費用負担が必要になるという。

 佐々木部長は「限られた医療資源を有効に活用するため、国の方針に沿って受診していただくことが重要」と前置きしつつ「さまざまな課題があり、国の動向を注視し慎重に検討する」と述べた。4月から全国で対象機関の抽出が始まり、地域で協議してまとまれば、来年3月までに都道府県が公表する。

 越川慶一氏(改革フォーラム)は市立病院が19年度に導入した最新鋭の手術支援ロボット「ダヴィンチ」について質問。精密な内視鏡手術で患者への負担が少なく、これまで前立腺がんの手術で活用していたが、同病院は22年度から腎臓がんでも活用する方針。実施に必要な基準要件が見直される可能性もあるが、同病院は「今までの基準と照らし合わせた場合、22年度の早い段階で導入できる」と答えた。

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