苫小牧市柳町のイオンモール苫小牧内の「ディノス苫小牧」に、ピンク色のドアのオブジェがお目見えした。「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争(リトルスターウォーズ)2021」が4日、公開スタートしたことにちなみ、ドラえもんの「ひみつ道具」の一つ「どこでもドア」を模したものを設置。担当の棟方のどかさんは「皆さんに笑顔になってもらえれば」と話す。
オブジェは木製で、高さ約2・2メートル、幅約1メートル。思い描いた場所に一瞬で行くことができる「どこでもドア」にそっくりだ。ちょうつがいやドアノブなども取り付けてあり、実際に開閉可能(展示時は開いたまま固定)。
映画は昨年春に公開予定だったが、新型コロナウイルス禍で延期となり、1年越しでの公開となった。ディノスシネマズ苫小牧でも上映が計画されていたため、棟方さんらスタッフが「お待たせした分、より楽しんでもらえる工夫を」と、作品にちなんだオブジェの設置を発案したという。
以前から親交のある安藤商事(表町)に協力を依頼した結果、同社を通じてアルミ建材の施工を手掛ける信成工業(糸井)が制作を請け負うことに。同社の佐渡信彦社長は「実物や設計図などどこにも存在しないので、頭の中で自分なりに思い描いたものを再現した」と言う。
映画公開初日の4日、完成品がゲームコーナーの入り口付近に登場すると、居合わせた親子連れは「どこでもドアだ!」と歓声を上げていた。6歳と4歳の娘と設置作業を見守っていた市内拓勇東町の古屋英里さん(35)は「娘たちはドラえもんが大好き。子どもが笑顔になれる取り組みはありがたい」と語った。
「子どもから大人まで、幅広い年代の人に喜んでもらえてうれしい。苦労して作ったかいがある」と佐渡社長。安藤商事の安藤豊社長も「夢のある仕事に携わらせてもらえ、本当に幸せ」と話していた。
映画の公開中は展示を続ける予定。ディノスシネマズ苫小牧の支配人杉保智さんは「コロナ禍や戦争など暗いニュースが続いているけど、少しでも明るい気持ちになってもらえれば」と述べた。
















