第1回定例道議会は9日、本会議を再開して一般質問を続行した。鈴木直道知事は北方領土問題の四島交流等事業の再開について「新型コロナウイルス感染症の影響により、2年続けて見送りが余儀なくされてきた」と説明。さらにロシアによるウクライナへの軍事侵略に対し、「国際秩序の根幹を揺るがすものであり、墓参を含む交流等事業の再開をも、より困難とするもの」と批判した。田中英樹氏(公明党)の質問に答えた。
知事は現在、「政府は『平和条約交渉などの展望については申し上げられる状況にはない』としており、再開時期を見通すことは難しい」と強調。道としては「交流等事業は重要と考えており、現下のウクライナ情勢を注視しつつ、情勢が改善された際に、いち早く再開できるよう、滞りなく準備を進める」との姿勢を示した。
また、知事は、来年9月に本道でリアル開催される欧米で人気の体験型観光「アドベンチャートラベル(AT)」の国際サミットに対応したガイド養成について問われ、「ATを推進していくためには、国際的にも評価されるガイドの育成が重要だ」との認識を示した。星克明氏(自民党・道民会議)の質問に答えた。
知事は「新たなガイド制度の検討を進め、既存の制度を土台に対象分野の拡大や、能力向上を図っていく方向性を中間取りまとめ案として観光審議会に示した」と説明。来秋のサミット本番を見据え、「新たなガイド制度として取りまとめる」との方針を明らかにし、「既存の資格保有者などの協力を得ながら、ガイドの養成、確保に努めていく」と述べた。
この他、村田光成(自民党・道民会議)、浅野貴博(同)、山根理広(民主・道民連合)、池端英昭(同)の4氏も登壇し、知事の政治姿勢をただした。
















