札幌市の秋元克広市長は9日の定例記者会見で、新型コロナウイルスの「BA・2」系統の患者を複数確認したとし、「置き換わりによる再拡大が懸念される。病床使用率は高止まりし、高齢者施設などでの集団感染の発生が続いている」と警戒。「21日までの再延長期間中に、新規感染を抑え込みたい」と述べた。
3回目のワクチン接種について市長は、8日から予約なし接種が市内2カ所で始まったことを説明した上で、「接種券は94万人に送付済みだが、3回目接種を終えたのはまだ4割。できるだけ早い接種を検討していただきたい」と呼び掛けた。また、5~11歳の小児への接種は米ファイザー製の子供専用ワクチンを使用するとし、「メリット、デメリットを十分に家族で相談し、検討してほしい」と話した。
さらに、飲食店の営業時間の短縮要請について道の第三者認証店と非認証店の差が1時間しかないことに触れ、「時間の差か、人数の差の方が効果的なのか。オミクロン株の特性に合わせた新たな対処方針や措置を、政府の制度の中で専門的知見から示してほしい」と語った。
高齢者施設でのクラスター(感染者集団)の増加に関しては、防護服の購入などの「かかり増し経費」を、予防的購入にも適用できるよう厚労省に要望したことを明らかにした。
















