植苗地区で温泉試掘 MAプラットフォーム リゾート計画地で 今月下旬にも調査 整備構想「変わり無し」

植苗地区で温泉試掘 MAプラットフォーム リゾート計画地で 今月下旬にも調査 整備構想「変わり無し」

 投資会社のMAプラットフォーム(東京)が苫小牧市植苗地区で進める高級リゾート計画で、同社は10日、今月下旬にも第1期の計画地で温泉の試掘調査を始める方針を明らかにした。新型コロナウイルスの影響などで当初予定の2021年着工は見送ったが、高級スパ・リゾートを手掛けるシンガポールの「ジャヤソム」と契約を結んでおり、健康志向のリゾートを整備する構想に「変わりは無い」としている。

 不動産開発大手森トラスト(東京)の森章会長がオーナーを務める同社は2019年10月、新千歳空港に近い同地区での海外富裕層をターゲットにしたリゾート計画を公表した。市が定めるカジノを含む統合型リゾート施設(IR)候補地に隣接し、同社保有の約1000ヘクタールのうち約40ヘクタールを4期に分けて造成する。

 第1期は6・6ヘクタールのエリアに健康施設付きホテル1棟やコンドミニアム2~3棟を整備する計画で、同社は9日付で道知事の掘削許可を得た。今月下旬から約半年かけてボーリングを行い、湯量や泉質などを調べた上で、リゾート運営時のプログラムを検討する。21年着工、23~24年開業の予定だったが、コロナ禍に伴うライフスタイルの変化なども踏まえ、計画を練り直し中で「現時点で着工、開業時期は未定」という。

 10日の市議会総合開発特別委員会(木村司委員長)で岩倉博文市長は、市が成長戦略に掲げる国際リゾート構想では同社の計画も重要な位置を占めるとし、「状況を見極め、しっかり対応していきたい」と述べた。

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