苫小牧勇払中学校(渡部秀樹校長)の3年生24人は7~9日、地域の伝統芸能「勇払千人隊踊り」の振り付けや踊りで使う小道具の扱い方を1、2年生29人に伝授した。
勇払千人隊踊りの楽曲「北海の千人隊」や振り付けは、蝦夷地(北海道)の防衛と開拓のために、武州八王子(現八王子市)から勇払原野に入植した八王子千人同心の労苦を表現している。
同校では、郷土の歴史と伝統を継承していこうと、生徒が毎年とまこまい港まつりのポートカーニバルで踊りを披露している。
新型コロナウイルスの感染が拡大してからは港まつりが2年連続で中止となり、生徒たちが踊りを覚える機会はなかった。
このため、今回は唯一港まつりで踊った経験がある3年生が教えることになった。後輩の動きを見たり、小道具の鉄砲ややりを手に一緒に踊ったりしながら「上げる足がバラバラになっているよ」「手を広げる時は、指先を目で追ってみて」と指導していた。
3年の三浦愛海さん(15)は「港まつりでは、いろいろな人に踊りを見てもらえて楽しかった。これからも学校の誇りとして続けてもらいたい」と願う。2年の今井帆乃花さん(14)は「振りは、ほとんど覚えられた。まつりで披露できたらうれしい」と話していた。
















