苫小牧地域産学官金連携公開セミナー AIと石炭地下ガス化学ぶ

苫小牧地域産学官金連携公開セミナー 
AIと石炭地下ガス化学ぶ

 苫小牧経済センター(苫小牧市表町)で11日、苫小牧地域産学官金連携公開セミナー(実行委員会主催)が開かれた。会場とオンラインで24人が参加。苫小牧工業高等専門学校の三上剛教授が「AI(人工知能)を用いた地域社会のDX(デジタル・トランスフォーメーション)を目指して」、室蘭工業大学の板倉賢一特任教授が「未利用資源エネルギー工学講座」のテーマで講演した。

 三上教授は自身の研究としてAIを利用し、昨年4~12月に久恵比寿(苫小牧市)で回転寿司の販売数量予測を行った事例を説明。店舗によってマグロの販売数量が土日に多い傾向が見られるとし、「高い周期性が見られるが、もっとデータを収集する必要がある」と述べた。

 板倉特任教授は、三笠市で実証実験を行っている石炭地下ガス化(UCG)を紹介。地中を掘削して石炭層を燃焼させてメタンガスなどを取り出す仕組みで、二酸化炭素(CO2)の貯留も可能という。商業生産に向けて実験を進める考えで、板倉特任教授は「未利用の石炭を使用し、カーボン・リサイクルにつながる。ボーリング技術の開発が鍵になる」と話した。

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