9人前後出馬か 乱立の様相 維新も今月中に擁立へ 参院選道選挙区

9人前後出馬か 乱立の様相 維新も今月中に擁立へ 参院選道選挙区
今月末までに独自候補を擁立すると発表した日本維新の会道総支部の鈴木代表=13日午後3時10分ごろ、札幌プリンスホテル

 7月10日投開票が有力視される参院選まで4カ月を切った。道選挙区(改選数3)にはこれまで、自民、立憲民主、共産党と諸派の7人が出馬を表明済み。さらに日本維新の会が今月末までに独自候補を発表する方針で、国民民主党も候補擁立を検討中。最終的に9人前後が出馬する乱立選挙となる見通しだ。

 自民党道連は、3選を目指す現職の長谷川岳氏(50)と公募で選定した新人の前衆院議員、船橋利実氏(61)の2人を擁立。今回の現職が改選期だった前々回(2016年)も2人擁立したが1勝1敗。知名度の高い長谷川氏に対し、船橋氏に支持団体の票を「いかに寄せるかが最大の課題」(道連幹部)。2議席奪取へ向けスパートをかける。

 立憲民主党道連は、3選を目指す現職の徳永エリ氏(60)と公募で選んだ元衆院議員の新人、石川知裕氏(48)を擁立し、前々回の2議席死守を目指す。党本部では徳永氏の公認を決定したが、石川氏については保留中。最大の支持団体である連合北海道は「立憲民主党1人、国民民主党1人」の2人を推薦する方針で、徳永氏の推薦を決定。仮に石川氏が無所属から出馬し、国民民主が推薦または支持した場合、「連合として推薦する可能性はある」との姿勢だ。

 この他、共産党道委員会は昨年11月に苫小牧市出身の新人の松橋千春氏(39)の擁立を決定。NHK受信料を支払わない国民を守る党(NHK党)が新人の斉藤忠行氏(30)、幸福実現党も新人の森山佳則氏(55)を擁立する。

 一方、日本維新の会道総支部代表の鈴木宗男参院議員は13日の札幌市内の会合で、今月末までに独自候補を擁立することを表明。当初の2月上旬からずれ込んだことについては、国民民主党から連携の打診があり、協議に時間を要したことを明らかにした上で、「都民ファーストや自民、公明に寄るなど、国民民主がどっちに軸足を置いているのか分からなくなった」と維新単独で戦う姿勢を強調。「良識の府にふさわしい、トータルでベターよりベストの人を選びたい」と述べた。

 国民民主党も比例票上積みの狙いもあり、独自候補擁立の姿勢を崩していない。

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