北海道財務局は、1~3月期の法人企業景気予測調査結果を発表した。道内企業の業況判断指数BSI(「上昇した」と回答した企業の割合から「下降」したとみる企業の割合を引いた数値)はマイナス23・4となり、前期(昨年10~12月期)に比べ23・9ポイント下降。オミクロン株による新型コロナウイルス感染急拡大が景況を直撃し、3期ぶりにマイナス水準へ悪化した。
製造業は前期比44・3ポイント下降してマイナス30・0と3期ぶりにマイナス水準に。感染拡大による需要の減少や、燃料価格・仕入れ価格の高騰が影響し、幅広い業種で大幅に悪化した。
内訳は12業種中、自動車メーカーからの受注量の増加により「輸送用機械器具」が前期比16・7ポイント増の50・0となったほか、「化学工業」も25ポイント増の0・0に改善。「パルプ・紙・紙加工品」は横ばいのマイナス100。他の9業種は悪化した。特に「はん用機械器具」は100ポイント下降してマイナス66・7、「情報通信機械器具」も66・6ポイント下がってマイナス33・3と大幅に下落し、マイナス水準となった。
一方、非製造業は18・3ポイント下降してマイナス21・6。2期連続でマイナス水準となった。内訳は18業種中、「電気・ガス・水道業」「情報通信業」「娯楽業」「医療・福祉業」の4業種が改善。他の14業種は悪化した。特に「宿泊業・飲食サービス業」は感染拡大に伴う宿泊予約キャンセルや営業時間短縮要請などで91・6ポイント下降しマイナス56・3と大幅に悪化。「小売業」も6・3ポイント下降してマイナス20・6となった。
企業の規模別では、大企業(資本金10億円以上)が前期比14・1ポイント下降してマイナス6・3。3期ぶりにマイナス水準となった。中堅企業(同1億円以上10億円未満)は16ポイント減のマイナス11・2となり、2期ぶりにマイナス水準に。中小企業(同1000万円以上1億円未満)も31ポイント下降してマイナス34・8となり、2期連続でマイナス水準となった。
ただ、全産業の4~6月期の先行きでは3・1と、プラス水準に転じる見通しとなっている。
調査は、2月15日を調査時点に道内企業484社を対象に実施。419社から回答を得た。回答率86・6%。
















